シルバープレート製品の名産地イギリスで作られたハンドル付きのバスケット。 全体に彫られた装飾は、ハンドエングレービングと呼ばれる、イギリス発祥の手彫り細工です。
豪華な装飾のシルバープレートフルーツバスケット。波打った縁取りや裏側から打ち出したエンボス装飾が豪華な一品です。
シルバー部分が光を反射するので、レフ版のような役割りを果たし、上に乗せる小物をより輝かせ魅力的に見せてくれます。
イギリス発祥のハンドエングレービングの技術。アンティークのカトラリーやティーウェアには見かけますが、現在は機械によるレーザーマーキングは主流となり、あまり見かけなくなった職人の技術です。一点ずつエングレーバーの手によってデザインされ、彫刻される模様や文字の装飾は、機械彫りには表現できない、奥行きや、職人の息遣いが感じられます。
ハンドル付きで来客時やショップ、展示会の什器として重宝してくれることでしょう。
トレーはキズや表面の劣化、シルバー剥離が見られますが古いシルバー製品ならではの味わいとしてお楽しみ頂ければと思います。 長く使用すると酸化や硫化が進み表面に黒ずみやくすみが出てきますが、専用のシルバー磨き剤で定期的にお手入れすれば 表面の輝きは持続します。酸化や硫化が進んだ表面の黒ずみも味わいがあって悪くないと思います
【アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法】
銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。
ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨いてください。 表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。
豪奢な装飾が見事なフルーツトレー。
ゴージャスなデザイン。職人技が光ります。
裏側から打ち出した見事なエンボス装飾は圧巻です。
中央にはエングレーヴィングで美しい2輪の花が描かれています。
ハンドルに付いた丸パーツ。
脚も丸いデザインです。
ホールマーク。
シルバー剥離がある箇所がございます。
豪奢なデザインは全て職人による手彫り。細かな傷はありますが、美しい輝きは健在。豪華な装飾はテーブルを華やかにしてくれます。
サイズ | w30.5 d22.5 h23cm |
材 質 | イギリス・シルバープレート・推定1920年代頃 |
SOLD
透かし装飾やエーヴィングで華やかにデザインされた小ぶりなフルーツバスケット。
縁起が良く好まれるオクタゴン(八角形)シルエットのシルバープレート製フルーツバスケットです。
折り畳み式のハンドルが付いており、ヴィクトリア後期のお品のため可憐な装飾にはエンボス加工、エングレービング、チェイジング等様々な技術を組み合わせたものが取り入れられております。
縁取りの透かし装飾のデザインにもこだわりが感じられます。
中央部分に銀の剥離や小傷がございます。銀をかけ直すメンテナンスも検討しましたが、販売価格が倍以上になること、また中央部分のため果物やお菓子を乗せると隠れてしまうことからこのままの状態で販売することになりました。
SOLD