ほんのり色づくような、透明感のある色づけがかわいらしく目を惹きます。
Ridgway Potteries Ltd(リッジウェイポタリー)は、 陶器の産地で知られるイギリス・スタッフォードシャーで1744年頃に設立されました。
創始者の息子ジョブ・リッジウェイの息子、ジョン・リッジウェイ。
非常に信仰心が強く偉大な思想家だったジョンは、 リッジウェイポタリーの他にもデザインスクールの創立や米国向けの輸出貿易のシステムなどを確立し、 英国社会に大きく貢献した人物です。
1830年、ビクトリア女王御用達のメーカーとなりバックスタンプにはロイヤルアームズ(英国の国章)のマークが導入されています。
こちらのパターンは1830～40年頃(188年前！)のものと推定されます。
シノワズリの影響を大きく受けたデザインと、鮮やかな発色が目を引くスーププレートです。
経年によりチップや色抜け、変色などが見られます。
