ビンテージ・コスチュームジュエリー

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美しいビンテージのコスチュームジュエリーたち。宝石の価値よりもファッション性の高さを第一に作られたイミテーションジュエリーで、1950年代ハリウッドの女優達が映画や舞台で身に着けた事からこう呼ばれるようになりました。

古代より、装飾品とされてきたジュエリー。
20世紀には、効果でない素材を使った製品が「コスチュームジュエリー」として知られるようになりました。

コスチュームジュエリーには当時高価であった宝石を使用した「本物」のジュエリーと同様の作りが用いられることが多くありました。
それは、1929年のウォール街の崩落によって、多くの人が「本物」のジュエリーを買う生活的な余裕を失ってしまったからです。
伝統なジュエリーをつくる仕事をみつけられなくなった当時の技術者たちは、手に入る素材で手ごろな製品を作り始めました。
その多くが、本物の宝石を用いたジュエリー同等の美しさと、作りの良さを兼ね備えていました。

今回はアールヌーヴォーの昆虫シリーズ。a,b,c,dの4種類。
右からa、b。トンボのモチーフはアールヌーヴォーの巨匠エミール・ガレが最も愛したモチーフ。トンボはガレが生涯虜になっていたジャポニズムから着想を得ています。
左からc、d。cはサナギから美しい蝶へと姿を変えることから、キリスト教では復活や不死を象徴するとされ、仏教でも輪廻転生の象徴とされてきた蝶のモチーフ。
裏面。
植物や自然の中の生き物に美しさを見出したアールヌーヴォーならではのデザイン。

コメントイミテーションジェリー、昆虫シリーズです。昆虫は古代エジプトから吉祥のモチーフとして人々に愛されてきました。種類により違った意味合いも調べてみるとより面白いですね。

Spec

サイズ a:5.5×4.3cm
b:5cm
c:4.8×3.3cm
d:5×2.8cm
材 質 ガラス・金属