背もたれに可愛らしい彫刻がされたフランスのアンティークチェア。ケーンシートと呼ばれるラタンでかごめ編みされた軽やかな座面の仕様。夏季も使いやすく軽く扱いやすいのが特徴です。
バックレストに犬のレリーフが施された可愛らしいラッシュシートチェア。 まるで童話のワンシーンを切り取ったような、物語性のある彫刻が魅力的で、ほかで見かけることのない珍しい一品です。 森の中でラッパを吹く犬。首輪をしているので牧羊犬か、猟犬でしょうか。木に引っかかっているラッパは、フランス語ではコルネ・ド・ポスト (cornet de poste)とよばれ、18世紀から19世紀頃のヨーロッパにて、乗馬による郵便輸送やメールコーチと呼ばれた郵便馬車がその出発到着を知らせるため、用いていたそうです。
足は後ろ側に向かって流れるようなアールがついていて軽やかで上品なフランスらしいデザイン。線の細いフレームですが、足回りはロの字に６本の横貫が入っていてしっかりとした作りです。自然素材を編み込んだケーンシートは座りき心地も優しいです。
座面もしっかりとしていてこれからも現役でお使いいただけます。アンティークの椅子らしい飴色の古色で趣きがあります。
| サイズ | w41 d45.5 h86 sh46cm |
| 材 質 | フランス・1910～20年代頃・ウッド |
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