英国で買い付けたジャクソン&ゴスリンのデミタスカップ＆ソーサーのセット。 ティーカップより小ぶりのサイズ感が可愛らしく、カラフルで可憐なフラワーデザインが素敵です。
デミタスとはフランス語で小さな(半分)カップという意味で通常のコーヒーカップの3/2から半分くらいの容量となり、 トルココーヒーやエスプレッソのカップとして親しまれてきましたが、その起源はコーヒー豆の輸入に制限がかかった19世紀 初頭に品質を落とさずおいしいコーヒーを味わう苦肉の策だったようです。
女性的な甘いデザインで戸棚に入れておくだけでも素敵なコレクションになりそう。長年の使用によりリムのゴールドは 多少擦れていますが目立つカケなどは見受けられずグッドコンディション。 指先でティーカップを持つ英国式のスタイルを踏襲しているため、取っ手は小さく飲んでいる姿は上品でエレガントに感じられます。 今回同デザインのものを4客仕入れることができました。
【Jackson & Gosling】 1866年に創業しその後合併や買収を経て1928年に法人化。1928年以降に作られたものには底面にltdスタンプが加わります。 1931年にWT Copeland＆Sonsと合併。その後も売却を繰り返し1953年に工場は閉鎖となりますが、Jackson & Goslingの事業と Grosvenor Chinaのブランド名は1961年まで残っていたようです。
SOLD