イギリス ウイリアム・ロウ社のアンティーク・シュガーボウル。ミルクジャグ1910年代に製造されていたタイプです。
白い陶器に紺色が映え、どこか日本的な色彩を感じられるボーンチャイナのシュガーボウルです。 経年の為金彩には擦れや剥がれがみられますが絵柄はくっきりと残っております。
アンティーク品特有の製造時に発生する黒点が含まれる場合があります。バックスタンプはありませんが、当時ものによってはあったりなかったりだったそうで、品質に優劣の差はないとのことです。
シュガーボウル。
花柄。色味と言いどこか日本的なパターンです。
大ぶりのフルーテッドを採用した花のような形は同時代のウィリアムロウ社のアイテムでよく見られます。
内部状態。製造時に発生する黒点などがみられます。
金彩は擦れていたり剥がれていたりします。
英国の茶器らしく上品さと可憐さを持ち合わせています。素材は軽く丈夫で古いイギリスの陶器の持つ魅力でもあるボーンチャイナと呼ばれる乳白色のなめらかな焼き物です。当時のイギリスでは中国磁器で多用された白色粘土が入手困難であり、代用品として牛の骨灰を陶土に混ぜて製作していました。 中国や日本の白い磁器は当時とても高価で一部の上流階級だけのものだったそうです。
サイズ | φ13 h7.5cm |
材 質 | イギリス・1910年代・陶器 |