淡い色付けをされたカメリア(椿)の花が美しく咲き誇る、イングリッシュボーンチャイナのティーカップトリオ。
水彩画の様に淡く美しい色付けをされた英国のティーカップトリオ。
多少かすれてはいるもののリムのゴールドラインや華やかな装飾などは英国らしく仕上げてあります。
ホームパーティーや来客時に出しても恥ずかしくない素敵なデザイン。使わない時も戸棚やキャビネットの中にコレクションのように並べて飾っても素敵です。
【ボーンチャイナとは】
18世紀ごろにロンドンで発明された乳白色の滑らかな焼き物。
当時のイギリスでは中国磁器で多用された白色粘土が入手困難であり、代用品として牛の骨灰を陶土に混ぜて製作したため、ボーン(bone)の名が付いています。
一般磁器に比べ、素地が薄いにもかかわらずピッチング強度が強いとされています。
中国や日本の白い磁器は当時とても高価で一部の上流階級だけのものだったそうです。
カップ、ソーサー、ケーキプレートの3セット。
淡い色付けが素敵です。
内部にも絵柄があります。
金彩は擦れている部分もございます。
3点セットです。
エンボスの模様が隠れています。
内部の状態。古い陶器の為黒い点などがあります。
裏面。
底面。メーカーのバックスタンプは無く大変古い物です。
バックスタンプがないのでどのメーカーかは不明ですが、持った時の軽やかさや質感から古いボーンチャイナの茶器であることが伺えました。チップ(欠け)や金彩の擦れなどがございます。