アンティーク・シルバープレートグラス入れ

こちらはSOLD OUT 現在販売しているアンティークやヴィンテージのシルバープレートのテーブルウェアの商品ページはこちら→

波打つような装飾がミルククラウンを思わせる素敵なデザイン。元々は給仕の仕事を楽にするためのグラス入れとして使用されていました。18世紀の食卓では、グラスはワゴンの上のこうした桶状の容器に入れられて、使用人によって会食者のもとへ運ばれました。ふちの部分の波打った部分に立てかけるようにグラスやボトルをセットしたようです。

しかし、19世紀なるとすぐに個人用のグラスやカラフが食卓に登場し、こうしたグラス入れも個人用となり、徐々に使用されなくなりました。ですがこの優雅な銀器は家庭用の中で新たな用途を見いだされ、プランターとして、あるいは果物や花を入れて食卓のセンターピースとして見事によみがえりました。それにより、後年もさまざまなシルバースミスによってグラス入れは同じ形のまま、用途を変えた銀器として作られ続けました。

クラシカルにグラスホルダーとして使用するのももちろんですが、 お気に入りの観葉植物を入れてアンティークと共に、生き生きとしたグリーンを取り入れても良し、ドライフラワーなどをアレンジしても素敵。 シャビーシックな印象が素敵なインテリアになりそうです。

小さなサイズ感なので、窓際や、テーブルの上のフラワーベースとしてお使いいただくと空間が華やかになりそうです。中に剣山を入れて、お花を生けてもすてきです。ずっしりとした重量で非常に安定感もありますので、転倒の心配もありません。

コメント

時代によって、同じ銀器の使用用途が大きく変わっていくのが面白いですね。現代で新しい用途を生み出しても良いかもしれません。エレガントな銀器はずっと使っていたくなる魅力があります。

Spec

サイズ w22 d12.5 h8.5cm
材 質 フランス・1920年代頃・アイアン

こちらはSOLD OUT 現在販売しているアンティークやヴィンテージのシルバープレートのテーブルウェアの商品ページはこちら→