1850年から1891にかけてイギリス、コーブリッジで活躍した名窯ウィリアムブラウンフィールドによって、1869年に製造されたディナープレート。
イギリスのスタッフォードシャー、コーブリッジで活躍したWilliamBrownfield(ウィリアムブラウンフィールド)によるディナープレート。ティファニーにオリジナル製品を提供していた伝統的な名窯です。1869年に製造されたもので、150年以上の時を経たアンティークです。縁取りのブルーとイエローが効いた明るく、美しいデザイン。古いものですが発色は良く、状態は比較的良好です。
17世紀末から18世紀にヨーロッパでは日本や中国趣味の食器が大変流行し多く生産されました。
19世紀後半からは日本の美術工芸品が、西洋の美術、工芸、装飾などの幅広い分野に影響を与えた現象。ジャポニズムが始まりますが それまでは日本と中国の区別がなく、総じてシノワズリー(中国趣味)と呼ばれていたため、 こちらの商品も和の雰囲気を感じつつも、どこかチャイニーズオリエンタルの空気を持ち合わせています。
WilliamBrownfield社はその名前での活動期間が41年と短く、さらに1871にはマジョリカ焼の製造がメインとなる為、このようなオリエンタルデザインのプレートは珍しく、更にイギリス国内のコレクターにも大変人気な種類のプレートのため、入手が困難になっております。