まるで芸術品のような存在感を放つバルボティーヌ陶器。ユーモラスな魚がモチーフになっています。
作り手による自由な発想とデザインが魅力的に表現されたバルボディーヌと呼ばれる独特な器です。
魚が一面にモチーフされ、ウロコの一つ一つ丁寧に作られており、ブラック、ピンク、グリーンの色彩が見事に調和されています。少しとぼけたような魚の表情もなんとも可愛い。コンポートのため土台があり、そこには海藻や貝などがデザインされており細部まで愛着の湧くこだわりがあります。
バルボティーヌ陶器カラフルでシュールにデザインされた動植物がモチーフが特徴的な器のことを『バルボティーヌ陶器』といいます。16世紀のフランスの陶工ベルナール・パリッシーが作成していた花柄・魚・昆虫・爬虫類など自然のモチーフを取り上げた陶器に始まり、アールヌーボー期を経て20世紀前半まで流行しました。オブジェになるほどの独特な存在感が魅力です。
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