珍しい取っ手の無いティーカップ&ソーサーです。ティーボウルと呼ばれ、ヨーロッパ貴族のお茶を楽しむ文化として取り入れられていました。
現代の定番の形となったハンドルつきのティーカップは18世紀半ばころから作られ始められました。それ以前にイギリスで作られたティーカップは中国の茶碗に倣いハンドルが付いていませんでした。
中国や日本の湯呑のような形のティーボウルですが、デザインはイギリスの可憐な花が手描きで装飾されており、ヴィクトリアンな雰囲気が漂っております。専用ソーサーも付いており、状態も良く貴重なセットです。ソーサーは古い時代の特徴でもある深い形をしています。
ティーボウルが多く使われていたころはお茶がとても高級品だった為、作られたティーボウルの数も少なく、コレクターズアイテムとして人気があります。 特にオリジナルのソーサーがきちんと揃っているティーボウルは希少品です。ヒビかカケは見られませんでした。カップの絵の発色は綺麗に残っておりますが、ソーサの中央の絵の発色が薄くなっております。お写真にてご確認ください。
SOLD