和洋折衷どんな料理にもよく合い、料理を引き立たせ食卓を少しだけ華やかにする、北窯の宮城師匠の作るやちむんのどんぶり
沖縄の伝統的な陶芸器であるやちむんの中でも、最も手間をかけてつくられた北窯登り窯のやちむんの器です。
登り窯とは、階段状の傾斜を利用し焼成室を築いた窯の一種で、最前部で火を焚き、下から順に焼き上げる仕組み。 「北窯」には年に数回火が入り、昼夜問わず職人たちが交代で見守る中、4日間火を焚き続け器を焼いていきます。
長い手間をかけて大切に作られた器達は素朴であたたかさがあります。 宮城さんの器は土の質感が残るどっしり重くプリミティブな印象を与えます。
沖縄の焼き物(やちむん)によく見られる「イッチン」。 これは、スポイトのようなもので化粧土や釉薬を、器の表面に押し絞りながら、 立体的な線や文様を施す技法のこと。 イッチン盛りやイッチン掛けとも言われ、 九州の小石原焼(福岡)や小鹿田焼(大分)では「ポンがき」とも呼ばれます。 西洋ではこの技法による焼き物をスリップウェアと呼びます。
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