沖縄県糸満市の「工房sen」の作家「新里みお」。 土を一枚一枚おこしてつくるタタラ成形にこだわり、心がときめく日々の器、手仕事が感じる個性の器、今と伝統がとけあう器づくりを心がけています。
沖縄県糸満市の作家新里みおさんのやちむん。月桃(ゲットウ)をモチーフにしたオーバル皿をそのまま小鉢にしたようなデザイン。
月桃とは、沖縄に自生するショウガ科の植物。沖縄では、伝統的な民家の軒先などで頻繁に見かけます。大きな硬い葉が特徴的で、ムーチーと呼ばれるお餅を包む用途に使われ、沖縄では有名な植物です。
一見やちむんらしくないようにも見えますが、どのモチーフにも沖縄の景色を感じられるのが新里さんのうつわです。
新里みお■経歴
1972 沖縄県那覇市生まれ
1993 沖縄女子短期大学卒業
2000 工房sen /田里博の元で陶芸を学ぶ
2014 工房sen代表
■受賞歴
2015 第67回 沖展 入選
2016 第68回 沖展 入選
2017 第40回 沖縄県工芸公募展 入選
2018 第70回 沖展 入選
2018 第41回 沖縄県工芸公募展 佳作
2019 第42回 沖縄県工芸公募展 入選
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