
シノワズリデザインのボーンチャイナ製イギリススタッフォードシャー州John Denton Baxter(ジョン・デントン・バクスター)のアンティークプレート
John Denton Baxter(ジョン・デントン・バクスター)はスタッフォードシャー州のリージェンシー時代からあるイギリスの陶器メージャーになります。
18世紀から西洋で起こった東洋デザインブームにより、主に日本の伊万里焼きからインスピレーションを得て、シノワズリ装飾の食器が作られ、それらはすべて「ケルトチャイナ」シリーズとして販売されていました。





裏面にはプリンス・オブ・ウェールズの羽根マークとJ.D.B CELTIC CHINAと刻印されていおり、1823年から1827年の間に作られた物であることが読み取れます。
17世紀末から18世紀にヨーロッパでは日本や中国趣味の食器が大変流行し多く生産されました。
19世紀後半からは日本の美術工芸品が、西洋の美術、工芸、装飾などの幅広い分野に影響を与えた現象。ジャポニズムが始まりますが それまでは日本と中国の区別がなく、総じてシノワズリー(中国趣味)と呼ばれていたため、 こちらの商品も和の雰囲気を感じつつも、どこかチャイニーズオリエンタルの空気を持ち合わせています。
こちらの商品は“Japan Fence”と呼ばれるパターンで、格子柄の奥に抽象的に描かれた風景が特徴的な模様です。
サイズ | w26cm d20.5cm h3.5cm |
材 質 | イギリス・陶磁器・1820年代 |
