アンティーク・サルグミンヌ窯ディナープレート・”MOZART(モーツアルト)”カケあり
フランスの老舗サルグミンヌ(sarreguemines)社、白地にグリーンブルーで描かれたリボンとフローラルのリースの模様が
とてもエレガントな”モーツアルト”というパターンのディナープレート。
白地にグリーンブルーで描かれたリボンとフローラルのリースの模様がとてもエレガントな”モーツアルト”というパターンのディナープレートです。
おそらく1800年代末期頃に製造されたと思われる古いお皿です。
細やかな貫入やカケなどはみられますが、古いお皿の味わいとして楽しんで頂ける範囲内かと思います。
転写の絵柄に若干乱れなどは御座いますが、どのお皿にも見られます。
【Sarreguemines(サルグミンヌ)社】
Sarreguemines(サルグミンヌ) とは1784年(1790年とも言われる)に創業された陶磁器ブランドでフランスとドイツの国境に位置する町サルグミンヌでサルグミンヌ窯の歴史が始まりました。
ナポレオンも愛したといわれるその品質のすばらしさから大きな会社へと急成長を遂げるも1870~71年の普仏戦争の結果、サルグミンヌがフランス領からドイツ領となり、サルグミンヌ窯は1879年にフランスのブルゴーニュ地方の小さな町ディゴワンへと窯を移すことになりました。
Sarreguemines(サルグミンヌ)はそこで当時すでに陶器の制作を行っていたカフェオレボウルで有名なDigoin(ディゴワン)と合併し、その後はディゴワン&サルグミンヌとして陶器の生産を行っていました。
2つの窯が一緒になってからもサルグミンヌマーク、ディゴアンマーク、サルグミンヌ・デイゴアンマークと3種類の刻印が使われていましたが1970年以降はサルグミンヌマークの刻印は使われなくなってしまいました。 その後、1978年に買収されるまで食器の生産を行っていましたがこの年で終了。ディゴワン&サルグミンヌとしては2007年に廃業しています。
・繊細な模様は全てプリントによるもの。
・丈夫なプレートです。
・デザートを乗せたり。色々楽しめそうです。
・バックスタンプはMOZART U&C sarregueminesとあります。