シンプルな装飾ながら優雅さを持ち合わせた蓋付きのシルバーディッシュ。英国のリーズのZ.BARRACLOUGH & SONSのものです。 コレクションとして飾っておいても絵になる食器です。
フランス語でEntrées(アントレ)は入口を意味し、コース料理の「前菜」の意味を持つシルバープレートディッシュ。オードブルを出すお皿として使われていました。 蓋にも深みを持たせ、ハンドルを外し、ひっくり返してもテーブルに置くことができるデザインになっています。 同サイズの陶磁器の深皿と比べずっしりとした重量があります。サイズ感はやや大きめの深皿といったところでしょうか。
Z.BARRACLOUGH & SONS1804年にイギリスのリーズで創業。 1914年にZ.Barraclough & Sons Ltdに変更されるためこちらは1914年以前に製造されたと思われます。 シルバーのテーブルウェア以外に金メッキのカトラリーの製造も行っていました。
ホテルの朝食ビュッフェで見かけるような、特別感のある食器。美しい取っ手は90度回すと取り外すことができ、蓋もお皿としてお使いできる優れたデザインです。 取っ手の回転は抵抗がなく簡単に取れます。
古い時代のこだわりを感じ、何を入れても美味しそうに、ワンランク上の料理に見せてくれそうな器です。他のアンティーク食器と比べても、蓋付きのお皿として気軽にお使いいただけると思いますので、ここからアンティークを取り入れてみるのもおすすめです。
中はカトラリーの使用によるキズやシルバーの多少劣化が見られますが、この年代のものにしては状態はいい方ではないでしょうか。ダイニングテーブルの中央に置いて豪華なパーティーまで出来そうな、食卓やティータイムに華を添えること間違いなしのシルバープレート製ディッシュです。
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