アンティークシルバープレート・マフィンディッシュMartin Hall & Co
シルバーの名産地である英国シェフィールドで作られたマフィンデッシュは2重底になっていて下段にお湯を入れて蓋をし、湯たんぽのようにマフィンを保温し 食卓に出されていたものです。作りたての温かいものを保温で状態を保ち食すなんてとてもグルメですよね。
コロンとしたフォルムで愛嬌がありダイニングテーブルの中央に置いて豪華なパーティーまで出来そう。食卓やティータイムに華を添えること間違いなしのシルバープレート製のディッシュです。E.P.N.S.の刻印がありシルバープレート、つまり銀メッキの品には、品質が低いとイメージを持たれる方も多いですが、しかし手仕事の素晴らしさ、細工の美しさを感じさせるシルバープレートの品に出会うことがしばしばあります。
1854年にRichard MartinとJoshua Halがパートナーシップを結び、1866年に会社を設立。スターリングシルバーとシルバーのテーブルウェアを中心に製造を行い成功を納めました。工場はシェフィールドにショールームはロンドンに構え1936年に廃業したようです。
【アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法】
銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。
ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨いてください。 表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。
・ハンバーガーのような丸っこい形がかわいい。
・ツマミも同素材。
・縁取りも優雅。
・猫足がかわいい。
・多少カトラリーによるキズがあります。
・上蓋の内側。
・2重底になっていてこちらにお湯を入れていました。
・底面。
・ホールマークとシリアルナンバー。
・マフィンを乗せていたのでしょうか。
・キズやくすみ、歪み、えくぼがあります。
実際に使ってみても、しっかりしたプレートであれば日常使いでプレートが容易く剥げてくることはありません。 お手入れもシルバー製品と同様にシルバーポリッシュの布で磨いてもらえば銀の光沢を維持できます。
サイズ | φ19(12) h15cm |
材 質 | 1920年代頃・シルバープレート・イギリス |