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アンティーク・マヨリカプレートPalissy Style
ルネサンス期に活躍した陶芸家ベルナール・パリッシー独特の技法を用いたポルトガルの装飾皿。大きく立体的にカニや貝、海藻など海の豊かな自然がお皿一面に表現されています。
ポルトガルの町カルダス・ダ・ライニャ、ホセ・アルバロのスタジオで作られたカニと貝殻のウォールデコレーションプレート。
イタリアの工芸品で有名なマヨリカ焼によるもの。
このデザインはPalissy Style(パリッシースタイル)と呼ばれ、ルネサンス期に活躍した陶芸家ベルナール・パリッシー独特の技法を用いられています。
パリッシーの「田舎風陶法」は中世の釉薬をかけた陶器を再現したものです。
実際の動物・植物から型を取り、それを釉薬で覆って作り上げた緻密な塑像は彼独特の技法であり、
パリッシーが手掛けたとされる大皿や大きな容器にこの装飾を見ることが出来ます。
作品には、魚や爬虫類、両生類、甲殻類といった小動物や植物、貝殻などの立体的な浮彫が巧みに配置されており、理想的な自然界を表したものと言われいています。
さらに、この独特の技法は高級食器だけにとどまらず、テュイルリー宮殿の工房で王室の為の作品も手がけました。
こちらのお皿のデザインは、中心部に大きなカニと海岸を立体的に描いています。周りには貝と海藻が並び、これは、マヨリカ国境の海岸を表しています。
鮮やかな配色は時を経た今もなお美しい色彩を放っています。背面には壁掛け用のホールがあり紐がくくりつけてあります。
※アンティーク品のため、細かなキズ・汚れ等がございます。予めご了承の上ご検討ください。
・インパクト大のカニ。
・立体的。本物のカニの型をとって作られたのかもしれません。
・貝や海藻たち。鮮やかな色彩に目を奪われます。
・今にも動き出しそうなリアル感。
・裏面。壁掛け用の紐がついています。
・バックスタンプ。alvaro jose caldas da rainha portugalとあります。
・手作りですので塗りムラはございます。
・カケあり。
数年前に店舗でこちらのロブスター版を販売していました。独特の雰囲気でつい目を奪われてしまい、エントランスのランドマーク的存在にしていました。
サイズ | φ22 d4.5cm |
材 質 | アンティーク・ポルトガル・陶磁器・1920代頃・貫入あり |
運 賃 | 合計10,000円以上のお買い上げで送料サービス対象品 |
スペイン・マヨリカ島の美しい自然を表した陶器の装飾皿。 アンティーク・マヨリカプレートPalissy Style |