英国スタッフォードシャーの高級窯として、世界的に知られるテーブルウェアブランド「Shelley Potteries」。 1966年に閉窯となり、現在では生産されていないため入手したいならアンティーク＆ヴィンテージのみ。今尚、コレクターも多い食器ブランドです。
シンプルでモダンな色使いや絵付けのパターンが素敵なChelseaと呼ばれるデザインのもの。 リムや持ち手はゴールドのラインが入っていてエレガントで高級感があります。多少の汚れは見られるもののチップは見られずグッドコンディションではないでしょうか。 シェリーポタリーの陶磁器はボーンチャイナの中でも高品質を誇るファインボーンチャイナとしてハイクオリティーなテーブルウェアとしてアメリカでも人気を博し成功を収めたそうです。
【Shelley/シェリー社の歴史】
1853年ヘンリー･ワイルマンがFoley Potteries社の共同経営者となる。
1856年共同経営者が去り、ワイルマンが会社を引き継ぐ。
1860年Foley China Worksを設立。
1864年ワイルマンの死後、ワイルマンの息子が会社を引き継ぐ。
1872年会社名をWileman & Coに変更。従業員だったジョセフ･シェリーが共同経営者となる。
1881年ジョセフ･シェリーの息子が会社に加わる。
1884年ワイルマンの死後、シェリー一族が会社を経営する。
1910年それまでのFoleyからバックスタンプにShelleyを使用し始める。
1925年社名をWileman & CoからShelleyに改名。
1945年陶器製造中止を決定。
1966年Allied English Potteriesに吸収される。
1971年ドルトングループに入る。
背面も同じデザイン。2客仕入れる事ができました。
フリモノ(黒点)や汚れがあります。
古臭さのないモダンな絵付け。
指2本でつまむように掴む小さな取っ手。
色使いが素敵。
品のあるデザイン。
カップのスタンプ。
ソーサーのスタンプ。
<p><img src="https://www.salhouse.com/sozai/comentY.jpg" alt="アンティークカップ＆ソーサー"></p>ショーケースの中に置いておくだけでも絵になる繊細な絵付けが素晴らしいティーカップ。透き通るように白く強度のあるボーンチャイナならではのなめらかな焼き物です。