イギリスのアンティークのガラスの一輪挿し。19世紀末から使われ出した光を通すと淡い虹彩を放つ美しく繊細なオパールセントグラスです。
パールのように輝く半透明のガラスで、グリーンからブルーへのグラデーションも素晴らしく、複雑なフリルも見事に表現しています。
オパールセントガラスとはTiffany & Co.が19世紀末に開発したもので、半透明の乳白色ガラスがかすかに虹彩に色づいた表情を魅せる芸術品のようなガラスです。 原料には動物の骨灰(リン酸塩)・亜砒酸・蛍石・硅弗化ソーダなどを使用しています。
蕾のような可愛らしいシルエット、グラデーション、繊細な螺旋の装飾が施された吹きグラスのアンティークガラス花瓶です。
花を活けずに置いてもオブジェとしての存在感があります。
やや厚みのあるガラスでしっかりとした作り。イギリスでおそらく1900年代初頭に作られたお品かと思われます。グッドコンディションです。
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