こんにちは。久しぶりのアンティーク買付ブログの更新です。
今日はフランスのノルマンディーからベルギー南部の街にやってきました。
フランスと同じく、ベルギーの人々も蚤の市が大好き。天気も良くて賑わってます。
プロのバイヤー向けのストアで買付けします。この日はイギリスやノルウェーからもバイヤーが訪れていました。
ベルギーは国土は狭いですが、昔から比較的裕福な人々が多く住み、フランスやオランダからのアクセスも良いため、良質のアンティーク家具が多く手に入るのです🙋
アンティークのブースごとにオーナーが異なってます。それぞれ特色があり、見ていて楽しいです。
ベルギー人と仕事で接する機会は少ないのですが、コミュニケーションを取ってみると、フランスとは少し違うと思うことがあります。
南部に住むベルギー人は、とにかく明るくてフレンドリー。この日も、全く知らないベルギー人グループにハイテンションで話しかけられたので、てっきりアテンドのKさんの知り合いかな?と思って聞いたら
Kさん「知りません。初対面です。あんな感じですよベルギー人は」
とのこと😅
ベルギー人バイヤーとオーナー達でしょうか。昼からビールとワイン飲んで倉庫にあるテラスカフェで盛り上がってました。
わたし「あの人たち、人生楽しんででいいなぁ」とつぶやくと
向かいで、買ったアンティーク商品の計算をしていたベルギー人オーナー「人生楽しむためにあるだろう?なんでそんなこと言うんだ」
こんな爽快な返答、なかなかされたことなかったので、少し考えさせられました..
こっちに来てから毎日ハードで15時間働いているます。
ベルギーワッフル食べる暇もない!
明日からはテンション高めで人生楽しんでみようと思いました✨
ちなみに、ベルギーの中でも北部に住む人と南部の人とではタイプがまったく違います。ベルギーの国土をオランダ寄りとフランス寄りのふたつに分けて考えてみるとよくわかります。
南部のワロン地方に住むベルギー人はラテン系で明るく陽気。
ラテンの血が濃く、開放的で個人主義的な傾向があるようです。
ヨーロッパの国々で言われる冗談のひとつに「ベルギー人は役に立たない」というものがあります。なんて失礼な..と思うのですが、これはワロン地方の人たちの生きることを楽しむ価値観を指してのことのようです。
またオランダやドイツに近いベルギー人はそれぞれオランダ語、ドイツ語を話し、性格も大きく異なるようです。勤勉で真面目らしい。公用語が3か国もあるとは、日本人からはイメージしにくいですね。
もしかして、ベルギーの中心部に住むと3か国語話せるようになるのでしょうか🤔
この倉庫で買付たアンティーク家具たち。
半日でここまで買い付けることができました♪もうトラックがパンパンです。
ヴィンテージワインもあります。
私と同い年のワインも!
もしかして私もすでにヴィンテージですかね..🥺
ベルギーでのアンティークショップ巡りが終わり、フランスに戻りました。
フランスでの買付の度にエレガントなマダムが経営するこのショップに必ず寄ります。
素敵なアンティーク小物が多くて毎年訪れるのが楽しみです😊
いつもコーヒーをご馳走してくれるのですが、日本で飲むようなアメリカンコーヒーではなくて、ものすごく濃いエスプレッソ!3口くらいで飲み終わる量の少なさです。でも豆が良いのか、とても美味しい☕
フランス人とイタリア人はエスプレッソが大好きで、「アメリカンコーヒーなんて本物のコーヒーじゃない」とよく言ってます。
近くにあるパティスリーにも行ってみました🍰
訪れる町に必ずパン屋さんがあるので、ついついクロワッサンかキッシュを食べてしまいます。
もうこれ以上は仕入れちゃだめとアテンドのKさんに言われました。コンテナに入りきれないと。
でも小物はまだ足りないので、蚤の市やアンティークショップでコツコツ買いたいです。
フランスからベルギーまでは車で片道3時間ほど。高速道路はイギリスと違って有料のため、結構移動費用がかかります。
今回、3か国でアンティークを買い付けるため観光する時間が全くなく、ベルギーではアンティークショップしか寄ってません。
ブリュッヘなど、美しい見どころのある街も多いようです。次回時間に余裕ができたらぜひ訪れてみたいです。
次回は、イギリスのアンティーク買付ブログを更新予定です🙋
気まぐれ更新で遅れてすみません💧
PS.このベルギーとフランスで買い付けたアンティークは今MALTOでちょうど販売中です^^ぜひご覧になってくださいね♪