イギリスからフランスへGO!
こんにちわ。maltoアンティークバイヤーのショコラです^^
イギリスでのアンティーク雑貨と家具の買付もひと段落し、これからフランスへ移動します。
移動手段はイギリス南部のドーバー港からドーバー海峡の海底トンネルの中を列車で通り、海を越えてフランスのカレーに渡ります。
ボーダーチェックを受けて、トラックを列車に載せて移動
まずドーバー港へ着いて、パスポートとフランスへの渡航理由をボーダーチェックの係員に伝えます。
イギリスからフランスへ渡る際はとても簡単な質問の回答で済み、スムーズにゲートをパスすることができました。
こんな大きなトラックを列車に載せて、ドライバーと乗客だけ列車の一般車両に移ります。
意外と快適で綺麗なドライバー専用車両。
乗客のほとんどはヨーロッパ中の屈強なトラックドライバーたち。
正直、ハリウッド映画に出てくるスキンヘッド&タトゥー&マッチョな悪役みたいな雰囲気の人ばかり。。
早く時間よ過ぎてくれー
早くフランスに到着したい!
完全に車内で浮いてるショコラ。
一般的にこの車両は長距離ドライバー専用のため、普通の乗客は乗ることができません。
飛び交う言葉は英語よりもロシア語やポーランド語ばかりでした。
ところで、今回フランスのカレーに行くことをフランスの友人に伝えたら、
「絶対に何があってもトラックを停止しちゃだめだ。すぐにカレーを過ぎ去ること!」
とアドバスされました。
なぜなら、カレーは
難民キャンプ「ジャングル」
がある有名な治安の悪い地域のため。
日本ではあまり知られていない地域です。
まず観光に訪れる人はいないでしょう。
「フランス・カレーの難民キャンプについて」
カレーは1990年後半から中東やアフリカからイギリスに渡航しようとする難民や移民がキャンプを設営して滞在するようになった。フランス政府が2015年夏キャンプを1カ所に集め、8000人ほどの難民・移民が滞在している。
キャンプの衛生環境は劣悪で、治安も悪化していることから「ジャングル」と名付けられ、地元自治体から苦情が出ていたことから、フランス政府は2016年中にキャンプを撤去し、難民認定をした人はフランス国内の別の自治体で受け入れる方針を表明した。
恐ろしい。。大丈夫かな。
最近では、カレーに到着したトラックを難民がハイジャックする事件があり、機動隊が出動したそう。
これが海外では現実に起こる光景なんですね。
日本とは無縁の難民問題も、大陸続きのヨーロッパでは大きな問題になっています。
カレーに到着しても安心できない時間を過ごしましたが、道路も混むこともなく、無事にフランス・ノルマンディへ抜けることができました。一安心!
フランスの牧歌的風景に癒される。
農業大国のフランスはどこまでの続く麦畑が多いです。
都会のパリ以外のフランスは、どこも似たような風景。
山が少なく平地が多いフランスでは、地平線に太陽が沈む光景がほぼ毎日見ることができました。
とても美しく、空が広くて真っ赤になる風景がノスタルジック。
小さな町に到着
フランスでのアンティーク雑貨と家具の買付の拠点にしたノルマンディー地方の小さな町。
ホテルやレストランも充実して治安も良く物価も安いため、ノルマンディ地方での買付の滞在場所としてお気に入りです^^
小さな町ですが、見どころ満載。
歴史ある可愛い大時計があったり。
石畳の道と散歩するのも楽しい♪
可愛いお家。ドイツのケルン地方にも似たような建物を見たことがあります。
日本と違い、建物に使われている材木がむき出しになっているのですが、それがまたノスタルジックで面白い。
まだ太陽が出ていますが、この頃は夜の9時。
夏のヨーロッパは一日が長いです。
アンティークの木箱に古いドアを置いただけの簡易テーブルがおしゃれなカフェ。
ワインやビールを片手に会話を楽しむフランス人。皆楽しそう!
町中で売られているお惣菜。
パン屋さんと併殺されていたり、地域ごとの特色が感じられる内容になっていて、旅の楽しみの一つでもあります。どれも美味しくて、ワインと良く合う。。ついつい沢山注文して食べ過ぎてしまうショコラ。
サーモンのクリームソースのお惣菜が本当に美味しかったー。
レストランもいいけど、フランスに来たらぜひパン屋さんとお惣菜屋さん巡りをしてみるのも楽しいですよ♪
テイクアウトして公園で景色を見ながら食べるとまた格別です^^
明日はフランスのアンティークショップ巡り。
良いアンティークに出会えることを期待します!