「アンティーク買付3日目。定番のブリティッシュアンティークを買付け。」
イギリスへ到着して3日目。時差ボケが治らず、夜明け前に自然と目が覚めるショコラです。
朝日を見るのは久しぶり。時差のおかげで健康的な日々をおくっています♪
今日はイギリスらしい天気(曇り)。5月でも肌寒く、トレーナーを持ってきたのですが震えが止まりません。。偶然アンティーク会場で優しい知人に会い、ダウンジャケットを借りることができました。
クロティさんありがとうございました~
ダークトーンな服装の人達が多い、5月のイギリス。
全く春の訪れを感じさせない装いです。
芝生の上にアンティークを並べて売るのが主流のスタイル。
陶器のアンティークもそっと芝生の上に置かれています。
ちなみにこの芝生、不思議と一年中グリーン色のままです。ゴルフ発祥の地がイギリスであることも納得。
「和骨董をイギリスで売る面白い日本人と知り合う。」
途中で懐かしい商品を販売する芝生ブースがありました。
コケシや日本語の看板。まさか日本の骨董品がイギリスに!?すごい違和感!
そうです、和骨董を売る日本人がなんとイギリスで地元の人たちに交じり、頑張っていました。
このコケシ、本人達曰くイギリスで大ブームになっているようです。
おしゃれなロンドンっ子は部屋にコケシを飾るのがトレンドだと。(本当なの..?)
和骨董をイギリスで販売しているのはヨシさんという爽やかな日本人でした。
話をしてみたら、日本から買い集めた和骨董をコンテナで輸送し、イギリス各地をトラックで巡りながら和骨董を売る旅をしているそう。
なんて自由で逞しい!ショコラの憧れる、旅人スナフキンのような生き方をしている素敵な日本人でした。夏の間1か月半ほどイギリスに滞在しているみたいです。うーん、楽しそう!仲間にしてほしい!
(この数日後、ショコラの友人イギリスのスティーブの家に滞在中にヨシさん達と偶然、再会することに。ヨシさんもスティーブの友人だったようで、一緒に暮らしていました。不思議な縁です。この話も後日ブログで書きます。)
熊の木彫りの置物も。。よくこんなに集めたなぁ。
イギリス人も玄関に飾るのでしょうか。
そういえばこれって日本のアイヌ民族が発祥させた置物なんですよね。熊の逞しい魂を宿した置物だって、昔北海道をバイクで一周している時に、地元のアイヌの若者から聞きました。
「大好きなブリティッシュアンティーク雑貨のブースへGO!」
ここは室内モールと呼ばれる、イギリスのアンティーク小物を中心に売る広場。
外のアンティークよりも、比較的高価で貴重な商品が並べられています。雨でも安心。
会場のトレーラーカフェでテイクアウトしたコーヒーを片手に、ゆっくりとアンティークたちを眺めることができます。
ちなみに、他の会場ではビールを販売するトレーラーバーがあり、ショコラはいつもギネスビールを飲みながらアンティークを買付ける為、一部のイギリス人ディーラーから「いつもビール飲んでる日本女性のバイヤー」と呼ばれています。。
良いのか悪いのか。でも一年ぶりに会っても、みんな覚えてくれているのでまあいっかぁ。
室内モールでは、ショコラがアンティークの買付の際に毎回訪れる、ステラさんのブースへ向かうことに。
ステラさんのブースでは、早速SOLD OUTの札が商品に沢山貼られていました。ショック..
やっぱり人気のあるバイヤーの商品はすぐ完売します。
会場がオープンした最初にダッシュして向かうべきだった。。アンティークは全てが一点物のため、このような後悔をすることが少なくありません。
ステラさんのブースでは1940~60年代のアンティーク油絵、アンティークキャビネット、アンティーク小物など20点ほど買付ることができました。
どれもステラさんのセンスあるセレクトが光、とっても可愛い色使い!花柄が特にキュートで、やっぱり国は違えど女性は花や可愛い物が大好きなんだなぁとしみじみ。
一度ステラさんの家に遊びに行ってみたい!と思うほど素敵な商品セレクトとコーディネートでした。
大きなアンティーク会場では、フランスからのアンティークディーラーも多く来ています。
フランスから来たフランス人がドーバー海峡をトラックで横断し出店していたり。
わざわざフランスへアンティークを買付けたフレンチアンティークが好きなイギリス人が出店していたり。
ただ、どちらも販売価格が高い..フランスからの渡航費や商品の運賃、滞在費が含まれるので、仕方がないのは理解できますが。
ショコラは基本的にイギリスでフランスのアンティークは買付しません。
なぜならイギリスでの買付価格が高いため、日本で販売する時にどうしても比例して高くなってしまうからです。(お客様にお求めやすい価格でアンティークを販売できなければ、maltoの「気軽に暮らしに取り入れられるアンティークをご提供」のモットーに反します..!)
フレンチアンティークはイギリスでも人気で、高い価格であってもすぐに売れることがあります。
すごく素敵で希少価値のあるフレンチアンティークであれば、イギリスでも買い付けますが、普段はあまり買わないようにしています。
なので最近、フランスへの渡航費はかさんでしまいますが、フランスのアンティークは直接現地で買い付けるようにしています。
沢山買い付けることができれば、渡航費がかかっても結果、日本でのアンティーク販売価格をトータル的に抑えることができるのです。
(フランスでの買付日記は後日ご紹介いたします^^)
「オーソドックスさがブリティッシュアンティークの魅力。買い付けた商品の一部をご紹介(ご予約受付中です♪)」
こちらはベビー~小さな子供用に作られた、アイアン製のベット。
前面のフェンスを倒して、クッションを敷けばソファとしてお使いいただくことができます。
ペイントの剥がれ具合が絶妙なブロカント!
遠い目をしたお馬のおもちゃ。
車輪はちゃんと動きます。
子供が上に乗って遊んでいたのでしょうか。
布地の状態も綺麗で、雰囲気が可愛いので買付けました。
トラベルトランクと呼ばれている、丈夫な革製のトランク。
イギリスの紳士から淑女まで、ちょっとした小旅行に使われていました。
イニシャルは持ち主の物。
たまに旅のステッカーやスタンプが沢山貼られていたものがありますが、人気で高価です。
イギリス人女性が毎日の買い物に使う、籐の手編みバスケット。
100年経っても丈夫で全くほつれない品質の物も多く、昔に人の手仕事の丁寧さが伺えます。
これで近くのスーパーに買い物に行ったり、キノコや果物の収穫に使ったり。
収納バスケットとして床に置いたり、柱に掛けたり。使い方様々で楽しめます♪
バスケット好きは世界中の女性の共通点だと思います^^
このアンティークマーケットでは定番のアンティークを買付けました。
今回も色々なアンティークと出会うことができて、本当にハッピー。
イギリスらしい、懐かしく素朴な佇まいのアンティークたちは2018年の9月頭に入荷予定です。
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次回は8月10日にブログ更新予定です。お楽しみに~