「蚤の市とお城巡り」イギリスにアンティーク買付の旅 vol.5

タムワース城

「イギリスのお城に寄り道」

 

イギリスお城
イギリスお城

 

大きなマーケットでの買付も終わり、イギリス南部へ向かってる途中に古いお城に立ち寄りました。アンティークとインテリアの勉強にもなります^^

お城の近くには駐車場がないため、遠くにトラックを路駐して徒歩で向かいます。

うーん。この石垣も中世の雰囲気があっていい感じ♪

お城内部への入場料は5ポンド(750円)ほど。

 

「タムワース城」

 

タムワース城
秋に訪れると綺麗なタムワース城

 

tamworth castle (タムワース城)というなかなか小さくて可愛いお城です。

お城のインフォメーションはこちら(英語になります)⇓

http://www.tamworthcastle.co.uk/

 

なんと建設されたのは今は無きメルシャン王国が存在した650年(1360年も昔!)

その後、国が亡んだり、城主が幾度も変わって、
今の可愛らしいフォルムのお城になったそう。

 

可愛いお城ですが、幽霊が出る事でも有名らしいです。

お城の内部には囚人を閉じ込める暗い地下室があったり、ヨーロッパの歴史特有のダークな面が沢山お城にはあるのでしょう..

 

「英国の「Mirror」紙でもニュースになったタムワース城の亡霊」

 

タムワース城

※「世界びっくりニュースより出典」

 

”この写真でカモを見て嬉しそうに振り向く可愛い女の子は、5歳になるエイミー・ジョーンズちゃんである。リチャード・ジョーンズさん(38歳)は、自分の子供と姪のエイミーちゃんを連れ、スタッフォードにあるタムワース城に出かけた。

ところがリチャードさんが家に戻ってきて、撮影した写真を見直しているとエイミーちゃんの後ろに奇妙な物が映っている事に気づいた。

リチャードさんは、「それが何だかはっきりと分かりませんが、私には2つの影――盾を持ち、鎧を付けた2人の騎士――に見えます」と「Mirror」紙で語っている。

また、撮影した時は、2つの影の間にある真っ白い奇妙な物体もなかったそうだ。果たしてこれは騎士の盾なのだろうか…。”

 

■タムワース城――多くの亡霊の目撃例

実は、タムワース城は古くから亡霊や幽霊が数多く目撃される場所として有名な城である。いくつかのエピソードを紹介しよう。

●タムワース城で最も有名な幽霊――ブラック・レディとホワイト・レディ

ホワイト・レディは邪悪なタークイン卿によって塔に閉じ込められた女性といわれている。彼女はその後城壁から身を投げたが、今でも彼女の泣き声が聞こえてくるということだ。

 

ブラック・レディは9世紀に実在したエディッタと呼ばれる修道女の幽霊で、貴族ロバート・デ・マルミオンに修道院から追い出され、彼を呪いながら死んでいった。

 

1949年にブラック・レディは、ゴーストハンターによって写真を撮影されている。真夜中の鐘の後で撮影された写真には、階段を下る黒いフードをかぶった人物がはっきりと映っていたという。

●タムワース城で働くアンさんの恐怖の体験

タムワース城の職員であるアンさんは宿直勤務のある夜、城の防犯アラームが作動した。彼女は城内で警備員と警察の到着を待っていたが、不意に誰もいないはずの上の階から、足音と重い家具を引きずるような大きな音がするのを聞き、同時に白いオーラも目撃したそうだ。

アンさんは怖くなり外に走り出ると、そこには既に到着していた警備員おり、「窓から誰かがこちらを見ていた」と怯えながら立ちすくんでいた。

アンさんが大きな物音を聞いた場所と、警備員が人影を目撃した部屋は同じだったという。

●城のスタッフ、ジューンさんとヴァルさんの怖い体験

同じく、タムワース城の職員であるジューンさんとヴァルさんの心霊体験も紹介しよう。

ある朝、2人が城の一室の扉を開けると、突然青い砂嵐のようなものに顔面を襲われ、思わずしゃがみこんでしまった。その後、その不思議な青い砂嵐は渦巻を描いて窓から出て行ったという。

タムワース城は今でも亡霊がさまよう場所なのだ。彼らは何世紀もの間、一体何を訴えているのだろうか。

 

以上が、英国のMirror紙でも取り上げられた、タムワース城の亡霊の話。

 

 

でも霊感0のショコラには全く何も見えませんでした♪

 

扉を開ける時にわざとドラクエの効果音を口ずさんでみたり。
年甲斐もなくはしゃいでしまいました(笑)

楽しい~^^

 

 

タムワース城
タムワース城

 

タムワース城
タムワース城

 

お城内部
お城内部

 

巨大なハンティング装飾が。水牛でしょうか。

写真では伝わりきらないけど、ショコラが両手を広げたほどの幅があります。

スケールが大きいです。

 

マントルピース
マントルピース

 

ロココなマントルピースが。

これは、暖炉の内部を隠すためのオブジェ。
流石お城のアイテムです。装飾が素晴らしく凝っています。

お城や屋敷で使われていたアンティーク工芸品は、とても貴重でなかなかアンティークマーケットでは入手困難です。

やっぱり使われている素材や装飾の繊細さが素晴らしいですね。

 

 

 

ダイニング
ダイニング

こちらはダイニング。

丸テーブルにティーセットが飾られていました。

昔はここで王女様がティータイムを楽しんでいたのでしょうか。

 

寝室
寝室

 

ここは王女様の寝室。
ベットも家具も当時使われていたものがそのまま置かれています。

 

 

侍女の部屋
侍女の部屋

こちらは侍女の部屋。

さっきの王女様の部屋とは作りが全く違って粗末。。

ベットは木製でマットレスすらなく、収納スペースの棚の代わりに
ブランコのような紐に板が括り付けられてるだけ。

置いてある小物も全て地味です。

 

昔の侍女の自由がなく質素な生活をシミジミと想像するショコラ。

 

 

スタッフォードシャードッグ
スタッフォードシャードッグ

 

イギリスの陶器のアンティーク小物好きの方なら分かりますよね?

そうです、暖炉の上に飾られているのはイギリス・スタッフォードシャーで作られた陶器の犬の飾り。

通称スタッフォードシャードッグと呼ばれ、当時の王族や貴族、上流階級の人々に愛されてきた置物です。

このように対に置くと、なんだか沖縄のシーサーのようですね。

作られた年代によって表情が異なるので、とても面白いアンティーク小物です。

 

このお城では1時間ほど滞在しました。
アンティークの歴史の勉強にもなるし、とっても良い経験でした!

個人的には、ウィンザー城などの大きなお城よりも、小さな古いお城が好きです^^
素朴で可愛い雰囲気がたまりません。

 

「イギリスをドライブ中に立ち寄る、地元の蚤の市」

 

イギリスドライブ
イギリスドライブ

 

イギリスはドライブ天国です^^

道は見通し良く、草原が広がります。

こんな道幅の狭い道でも、法定速度は一般道で

片側1車線:60mile (96km). 街の中:30mile (48km)

 

なので、この道では96km!

すぐ隣は畑です。パッと動物が飛び出して来たら、避け切れません。

でも結構イギリス人て飛ばすんですよね。

よくマニュアル車であんなに飛ばすなぁと思います。追い抜きも急で怖いし。

 

でも、この1週間の買付中に、イギリスで交通事故を見たことがないです。

日本に居る頃、ツーリングが好きで、たまに天気の良い日に東名高速道路や中央道で遠出するのですが、行も帰りもひどい事故渋滞で毎回ストレス。

多い時は東名高速道路で4か所(別々に!)事故があり、箱根から東京までの帰り道に5時間かかったことがあります。

 

なので、それに比べると、イギリス人は運転も荒くスピードも出すけど事故が少ないから、もしかして皆運転がすごく上手いのかな?と思いました。

 

ちなみに、イギリスでは至る所に監視カメラとスピードカメラがあり、スピード違反を厳しくチェックしています。
日本のように、運転者の顔を撮影するのではなく、ナンバープレートのみを撮影するのですが、
ナンバープレートと運転者を紐づけしているため、絶対に罰金から逃れられない仕組みになっています。

仮に、友人や家族が運転していても、ナンバープレートの持ち主の元へ違反切符が届き、必ず罰則される仕組みになっています。

 

知人のバイヤーは買付中何度かスピード違反をしたそうですが、きっちりクレジット会社を通して罰金を請求されたようです。

 

イギリスドライブ中は、ついつい速度が出てしまう道が多いですが、十分気を付けてドライブしてください。

 

 

アンティークシルバーミルクジャグ
アンティークシルバーミルクジャグ

 

しばらく高速道路を南下して、イギリスの田舎町の蚤の市に行ってきました。

イギリスのジョージ 1世から4世までの時代(1714~1830年)の建築・工芸様式の特徴が見られる、
アンティークシルバープレートのミルクジャグです。

今はくすんでおりますが、シルバー磨きで丁寧にお手入れすれば、自分の顔が映り込むほどピカピカに輝きます♪

 

他にもアンティークテーブル、チェア、小物や食器などを買付けて、バンに沢山詰め込んで、今回の買い付けは終了。

 

これから宿に向かいます。

 

今日はとても疲れて眠いですzz

 

 

つづく