Steiff シュタイフ ヴィンテージテディベア1952 オリジナル・テディ 23cm.

Stieff（シュタイフ）の古びたテディベア。大切にされてきたのでしょう。ところどころヘアが擦り減りながらも、全体のコンディションは良好で、目鼻立ちもくっきりとしています。少し毛羽立った質感も素朴で可愛らしく、その姿はまさに、愛されすぎたぬいぐるみのようです。

シュタイフ社の1950年代に始まった新デザインのオリジナル・テディと思われます。わずかに短い鼻先と、丸い口元。かなり短めなフルジョイントの四肢がオリジナルテディの特徴。サイズは23cmと35cmがあり、こちらは小さい方。 第二次大戦中が終了するまで一時おもちゃ製造を中止し、弾薬工場となっていたシュタイフ社。戦後テディベアのデザインを一新しました。そんなオリジナルテディの最初期のものと思われます。

まるで少し歩きだしそうな雰囲気があります。 どの角度から見ても可愛らしく、とても愛着が沸きます。ワンポイントでリボンをつけて、おしゃれさんなテディベアです。

詰物は木毛がぎっしり入って固めの質感、ヘアはベージュの緩いカールをした上質なモヘア。歴史を感じさせる素朴な雰囲気のヴィンテージぬいぐるみ。

この手作り感の魅力、大好きな人にはたまらないと思います。
左耳にはシルバーボタンと黄色い布タグの端切れが残っております。 タグイヤーは筆記体の「Steiff」ロゴ部分が出っ張ったもの。

いかにも正統派なヴィンテージシュタイフくん。整った顔立ちはそのまま専門書に登場してもいいほどです。

ヴィンテージのぬいぐるみを替えつけるポイントは、何よりも見た時の雰囲気可愛らしさ、飾ってふと目が合った時に思わず微笑んでしまうような、そんなぬいぐるみを買い付けてます。