MALTOのミニコラム 雑貨やアンティークについて書きました
由来や歴史、正しいメンテナンス法など、
出会ったアンティークやビンテージがもっと好きになる!マルトのミニコラム。
執筆するスタッフも、皆様と一緒に日々勉強中です。
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ブルーウィローと秘められた恋の話
今なお世界中にコレクターがいる、陶磁器の絵柄・ブルーウィローパターン。 18世紀後半からウィローパターンは様々な窯元で作られました。 200年以上たった現代でも人気は絶えることなく続いています。 ウィローパターンが多くの人の心をつかんでいる理由の一つに、そのデザインが物語る中国の古い恋物語が挙げられます。・・・(2023年7月18日更新)
Barbotine -バルボティーヌ-
アールヌーボー(Art Nouveau 1890-1910年頃) の頃以降、特にフランスでは経済的に大変豊かな(産業革命や植民地支配による)時代が続いておりました。
特にフランスの1900年前後はベルエポック(良き時代) と言われ、「退廃的」とか「享楽」とか後の時代に表現されるほど人々は我が人生を謳歌していたのです。
そのような時代背景もあって、鮮やかな色彩で、凸凹、装飾過多なバルボティーヌがリバイバルしました。・・・(2023年6月更新)
アールデコ様式のアンティーク
アールデコ(Art Deco)は、20世紀初頭から中期にかけてヨーロッパやアメリカで流行した美術・デザインのスタイルです。 その魅力は、洗練されたデザインと近代的な材料の使用モダンなしたモダンなエスプリが融合した点にあります。 ・・・(2023年5月更新)
アール・ヌーヴォー様式のアンティーク
ベル・エポック期のパリで流行した美術様式「アール・ヌーヴォー」。
その様式の特徴は、植物などの有機的なモチーフに由来し、曲線を多く用いる優美な装飾性にあります。 19世紀末から20世紀初頭にかけて広くヨーロッパで流行しましたが、その誕生に影響を与えたのは、遠く離れた日本の美術でした。・・・(2023年5月更新)
ロココ様式のアンティーク
18世紀初頭、フランスで生まれたロココ様式は、その華やかで優雅な装飾美で多くの国々で流行し人々を魅了しました。 貝殻や植物をモチーフとしたロカイユ装飾が代表的で自由奔放で可憐なデザインが多く見られます。・・・(2023年5月更新)
ジャコビアン様式のアンティーク
1600年代初頭ジェームズ1世の時代(1603~1625年)からチャールズ1世(1625年~1649年)、共和制(1650~1659年)を経て、チャールズ2世(1660年~1685年)の時代に発展したデザイン様式。・・・(2023年5月更新)
2023年3月6日更新「買付ブログvol.11 魅惑のアンティークショップ巡り」
アンティーク買い付けブログ
こんにちは。MALTOです。 アンティークフェアの開催がない日は大体イギリスの田舎町にあるアンティークショップや倉庫巡りをしてます。 なんだか写真がいつもよりかっこいいですか? フフフ。実はこの日は一眼レフカメラで撮影をしてました..(2023/3/6更新)
アンティーク買い付けブログ
海外で日本人女性が一人でレンタカーで走って安全か?とたまに聞かれますが、イギリスは左車線、右ハンドルで日本と同じルールで慣れていること、また夏の時期は夜9時でも明るいため治安も比較的安全です。・・・(2023/2/6更新)
アンティーク買い付けブログ
アンティークの歴史について学べるロンドン市内の博物館・・・(2023/1/28更新)
アンティーク買い付けブログ
ロンドン郊外の小さな蚤の市イベントで、掘り出しもののアンティークを見つけました。・・・(2023/1/4更新)
アンティーク イギリスとフランスの違い
"西洋アンティーク"とひとくくりにされがちですが、同じようなプロダクトでもデザインや素材、歴史背景など様々な違いがあります。・・・(2022/11/30更新)
物語の始まりを感じるような世界観づくり
「不思議の国のアリス」をモチーフとしたプロダクトや、レイアウトするうえでモチーフにしやすいアイテム・・・(2022/11/22更新)
バイヤーズインタビュー vol.1
買い付けブログでもおなじみのバイヤーでもありオーナーの前川祥子にお話を聞きました。 今まであまり語られなかった経緯や歴史・・・(2022/10/31更新)
シンプルなデザインが洗練された雰囲気を引き立てる、ガラスと真鍮シリーズ
MALTOを代表するアイテムのひとつ、真鍮雑貨。使い込めば使い込むほど味わいが増す、魅力的な素材です。・・・(2022/10/24更新)
アンティーク買付ブログ「ロンドン郊外の蚤の市へ」
たまたま訪れたロンドン郊外の小さな蚤の市で、素敵なアンティークを発見・・・(2022/1/15更新)
アンティーク買付ブログ「パリ、そしてルーアンへ」
2022年夏フランス・ベルギーの買い付けの旅のブログです。久々のパリ!活気がありますね。そしてルーアンへ移動・・・(2022/10/9更新)
アンティーク買付ブログ「ドイツ?それともフランス?ストラスブールの街」
2022年夏フランス・ベルギーの買い付けの旅のブログです。今回訪れたのはドイツとフランス国境の近くに位置する古都ストラスブール・・・(2022/9/21更新)
フランスのお正月?新年のお祝い菓子
フランスでは、1月になるとパン屋さんやパティスリーなどにガレット・デ・ロワが並びはじめます。 ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)はキリスト教の祭日、Épiphanie(公現祭)を祝い、フランスで食べられている伝統のお菓子です。・・・(2021/12/29更新)
クリスマスツリーを飾ろう
12月の風物詩でもあるクリスマスツリー。一般的には、モミや松、トウヒなど、その土地その土地で生育している常緑針葉樹にさまざまな飾りつけをして作られます。・・・(2021/11/30更新)
初めてのアンティーク家具に
アンティークの家具に憧れはあるけれど、「現代のインテリアにコーディネートするのは難しい?」「お手入れが必要?使いづらい?」など不安な点も多いですよね。
そんなアンティーク初心者の方に、家具の入門編としてお勧めしたいのが「チャーチチェア」です。・・・(2021/10/31更新)
フランスの伝統的な製本技術・ルリユール
ルリユール【フランス語: Relieur】 - ルリユールとは、もう一度〜する/〜し直すを意味する「re-」と、(糸で)綴じるの「lieur」を組み合わせたフランス語で、工芸製本とも呼ばれる。また、主にフランスで製本・装幀を手作業で行う職人を指す言葉である。・・・(2021/9/28更新)
G-PLAN「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」
G-PLANとは、英国老舗家具メーカーE.Gomme(イー・ゴム)社が1952年に作った家具ブランド。E.Gomme社は1898年、創業者であるEbenezer Gomme(エベニーザー・ゴム)による椅子づくりから始まりました。 義兄のジム・ピアスと提携し、E.Gomme(イー・ゴム)社となる家具製造事業を設立します。・・・(2021/8/28更新)
100年使える鍋
ル・クルーゼは1925年、フランスのフレノワルグランにある鋳造所で鋳物ホーロー鍋の製作を始めました。 「クルーゼ」とは、フランス語で「坩堝(るつぼ)」を意味しています。高熱でどろどろに溶かした鋳鉄を型に流し込む製法を表している「クルーゼ」に定冠詞の「ル」をつけて「ル・クルーゼ」の社名は誕生しました。・・・(2021/6/29更新)
目指したのは家庭で日常的に使えるテーブルウエア
コンセプト通り、分厚くて丈夫なホーンジーは確かに日常使いにピッタリの陶磁器でした。 ホーンジーの一番の特徴は、北欧のテキスタイルデザインをイメージさせる幾何学的であたたかいオシャレなデザイン。・・・(2021/4/29更新)
もっとも英国的な王室御用達テーブルウエア
1896年、トーマス・ワイルドとトーマス・クラーク・ワイルド親子がイギリス陶業の中心地ストーク・オン・トレントにおいて創業したブランド、「Royal Albert(ロイヤル・アルバート)」。
ブランド名は創業者が英国王室を愛するがゆえに、ヴィクトリア女王の夫アルバート公と女王夫妻の孫
アルバート・ジョージ王子(のちのジョージ5世)にちなんで「アルバート」と名付けられました。・・・(2021/3/30更新)
そのままにしておくと黒くなっていく銀器たち
美しい銀器も使わないでいると硫化を起こし黒ずみます。お気に入りのアンティークならなおさら、いつまでも大事に寄り添っていたいもの。使うたびにもっと愛着がわくようなお手入れ方法、磨き方をご紹介します。・・・(2021/2/25更新)
ティーポットから読み取る手がかり
銀のような貴金属は、完成したデザインが本来の価値をはるかにしのぐ場合もあるとはいえ、銀という素材に元々備わっている価値も査定の対象です。
危機の際には多くの製品が熔かされ硬貨にされてきました。・・・(2021/1/25更新)
イギリス・アンティークシルバーホールマークについて
画で見て憧れるようなイギリス上流階級の貴族が使用するスターリングシルバー (銀925 : 銅75の割合で銀を92.5%含む合金)から庶民の中でも流通していたシルバープレート(銅製品に銀メッキを施したもの)まで様々ございます。 ・・・(2020/12/25更新)