ルプッセ技法の装飾により可愛らしい野花が表現された細身のクリーマー アンティークシルバープレート クリーマー 花とリボン.

優美なヴィクトリアンデザインが表現された、装飾豊かなクリーマーです。主に二つの技法が使われており、ルプッセによって裏打ち出しされた表面に凹凸を作り出しリボンや植物を立体的に形作った後にブライト・カット・エングレーヴィングによって表面をカットし模様を付け光を反射するファセットを作っております。
細い猫脚でキュッと立つ姿も可愛らしいです。

底面の刻印から1900年前後に作られたお品かと思われます。イギリスの古いティーウェアは大き目のものが多いのですが、こちらは細身で小さなクリーマーです。古いお品のため擦れ等がございます。お写真にて状態をご確認ください。内部に錆はございません。

上質のティーウェアと共にマダムは会場の調度品やリネンなどを、家の格や歴史などの背景とともに語るのが常でした。このような優雅な貴族のアフタヌーンティーは、いつしか「ヴィクトリアンティー」と呼ばれるようになり、アフタヌーンティーのお手本とされていたようです。

【アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法】
銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。 ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨く、または重曹に漬けてみてください。 表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。