沖縄の食器 やちむん
やちむんとは、沖縄の方言で「焼き物」のこと。
おおらかで大胆な色付けや、温かみのある赤土を使った、ぽってりと厚みのある形状から、自然のパワーを感じます。沖縄独自の文化の中で育まれた陽気さや明るさが表されているようなやちむんは、テーブルの上でも存在感があります。
やちむんとは、沖縄の言葉で焼物のこと
温かみのある赤土にぽってりと厚い形状を造り力強い絵付けがなされた器や壺は、沖縄の人々の暮らしに深く根付いています。 やちむんの歴史は古く、沖縄の焼物の始まりはおよそ6600年前に作られた古代の土器といわれます。
(写真上)北窯の宮城窯元のやちむん (写真左下)名前が付けられたやちむん用の赤土 (写真右下)登り窯
中世に入ると、徳之島で焼かれたカムィ焼と呼ばれる灰黒色の焼物や中国産陶磁器が沖縄へ入り、 さらに15世紀には東南アジア、朝鮮、日本から陶磁器を輸入するようになり、こうした海上貿易などの影響を受けることで、焼物としての質が高まり技術の向上につながっていっていききました。 薪で焼き上げる伝統的な登り窯にこだわりを持つ一部の窯元は那覇の壺屋から読谷村へと工房を移し、現在に至るまで創作活動をしています。
やちむんが焼きあがるまでの工程は土の熟成→形状→乾燥→釉薬付け→焼き上げと出来上がるまでに約1年間の長い時間を要します。
伝統的な登り窯
登り窯は文字通り、斜面に沿って登るような構造の窯で、下から薪を燃やしていきます。 火をくべる部分は1カ所ですが、斜めに上がっていく釜の作りになっていて、火窯から近い部分と遠い部分で焼き上がりが変わる様になっています。 薪を入れ4日間寝ずに交代し燃やし続けるそうです。
またこの登り窯も2年に一度壊し再築されており、登り窯で焼かれたやちむんは特に大変な手間と時間をかけてつくられています。
当店で取り扱うやちむんとその魅力
年に4回沖縄に直接やちむんの買付けに訪れ、人気の伝統やちむんを作る北窯・登り窯で活躍するベテランの「松田共司」「宮城正享」読谷村で30年以上に渡り創作活動を続けている「比嘉稔」「工房コキュ」など技術が高く美しいやちむんを通販しています。また若手のやちむん陶芸家の器も取り揃えております。
焼きあがるまで約1年間をかけじっくりと愛情を込めて作られるやちむんには赤土特融の温かさ、料理を盛り付ける際に引き立つ美しさ、そして口当たりがよく食事がより美味しく感じることができます。
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