1900年前後にイギリスで製造された、エンボスロゴの可愛いイギリスのアンティークボトル。
農薬や医療用の劇薬などを入れていたものになります。
ヴィクトリア時代のインク瓶などは透明、もしくは薄い水色のガラスが多かったのですが、他に茶色や濃い青のボトルも作られていました。
そのような色がついたボトルは「ポイズンボトル」とも呼ばれ、直接飲むと害になる薬剤等が入っていました。
当時のイギリスでは電気がまだ普及しておらず、ローソクの光はそれほど明るくなかったこともあり、危険な化学薬品を間違って飲んでしまう事故が相次いだため、ポイズンボトルと一目で直感的に分かる、目立つ色と形のビンを使う事が1870年頃に法律で義務づけられたため、このように個性的な形と色をしております。
ワレ、カケの類いは無く良い状態です。ただし古いものですので細かいキズ、気泡、汚れなどがあります。ご了承の上ご注文下さい。左から1~4で販売しております。
鮮やかな緑の強い色で他のビンと区別できるよう、また表面に文字や模様を浮き彫りにしたり、変わった形にする事で、暗がりでも手触りで分かるようにしました。
元々はそんな実用的な目的のために作られたポイズン・ボトルですが、現代人にとっては鮮やかな色と独特の形が魅力的なので人気のコレクターズアイテムになっています。中には香水のビンかな?と思うような可愛いものもあります。
ポイズン(=毒)ボトルというとちょっと怖い名前ですが、
だからといって毒が入っていたわけではなく農薬など、間違って内服すると危険な薬が入っていた瓶です。誤飲防止のため、派手なグリーンやブルーの色が付けられていました。
窓辺に飾るだけでシンプルなディスプレイがお楽しみいただけます。並べてお花の一輪挿しにしても素敵です。
作られたのは1870年頃から1930年頃まで(その後は作られなかったのは皆が字が読めるようになったからでしょう)。色はコバルトブルー、エメラルドグリーン、ダークアンバーなど。形は角ばったものが多いです(普通のビンは丸いですから)。四角の他に六角形のものや棺おけ型もあります。表面の模様は格子柄、いぼいぼ、バッテンなど。深い直線が何本も刻まれたものが最も多いようです。文字が浮き彫りになっているものでは、そのままPOISONのほか、DEATHというのもあります。一般的なのはNOT TO BE TAKEN(飲用禁止)というものです。
プレスドガラスでグッドコンディション
エンボスロゴ
口径は1.5cmほど
底面
オンラインストアにて掲載のアンティーク商品は倉庫に保管中のため、実店舗にてご購入ご希望の場合は予めお問合せ下さい。
こちらの商品はヨーロッパより輸入したアンティーク・ヴィンテージ品です
掲載商品は実店舗ではなく倉庫にて保管しております。
MALTOで取り扱うアンティーク商品は特性上、全て古い時代に作られた一点物の手作りのため、
細かな擦れやシミなどの風合いが見受けられます。ご購入前に商品写真をご確認ください
基本的にアンティーク家具は修復完了後に掲載販売しております。
一部アンティーク家具は発送まで1週間程度お時間をいただく場合がございます。
商品の状態や細部のお写真等ご希望の場合はお気軽にLINEまたはメールにてお問い合わせください(48時間以内に回答致します)