「ウィンスタンレイ・キャット」の名称で親しまれている、ネコのオーナメントオブジェです。
イギリスの女性陶芸作家、Jenny Winstanley(ジョニー・ウィンスタンレイ)によるネコのシリーズで、約40年前から工房で一点一点手作りされています。
日本では「ケンジントンキャット」の名前で呼ばれることも多いです。作品の特徴は「キャセイドラル・グラス・アイ」と呼ばれるガラス製の目。
大聖堂のステンドグラスを溶かして作られた目は、どの角度から見ても目が合うようになっています。
この追いかけてくるキャセイドラル・グラス・アイ、大聖堂のガラスを溶かしたものだと考えるだけでアンティークにも通ずる確かなロマンを感じます。
キジ白の猫さん。首が埋もれるような毛並みが硬い陶器で表現されています。
古い教会だったアンティークモールでの出会い
イギリス ヨークシャー地方にある、元々教会だったアンティークモールで買い付けました。
ドアを開けたところで入口にどっしりと佇んでいた猫。視線を感じる瞳と妙にふっくらとした顔周りの毛並み、ふかふかとしていそうなシルエットで一瞬本物の猫か思ってしまうほどでした。
そのまま目が合い一目惚れ。"大聖堂のステンドグラスを溶かして作られた"瞳をもつ猫が、元々教会だったアンティークモールに居たのも何かの縁を感じます。
後ろ姿。
「キャセイドラル・グラス・アイ」と呼ばれる、どこから眺めても追いかけてくる瞳。
妙にリアルで本物の猫のような存在感。ジョニー・ウィンスタンレイさんはとっても猫好きなことも、作品を通じて伝わってきます。
くるりと巻き付けた尻尾が可愛らしいポージング。
手作業で成形された毛並みは凹凸があり、陶器でありながらふわふわの毛並みが想像できます。
サイズの5とサインが書かれています。