1730年代~1770年代(ハノーヴァー朝のはじまり)に流行したハノーヴァリアンという形状のハンドル。特徴はフランスの影響を受けており、ハンドルの先が上側に反っています。
全長18cmの日本ではディナーフォークとして親しみのあるサイズです。シルバーのカトラリーは口当たりがよく、食事を美味しくいただくことができる特徴があります。
DIXON刻印があり、1806年に創業したJames Dixon & Sonsのもの。トレードマークでもあるトランペットの刻印も入っています。今回10本仕入れることができました。
アンティークのためキズなど使用感や硫化はあるもののまだまだお使いいただけるコンディションです。
James Dixon & Sons
シェフィールドにて1806年に創業したJames Dixon & Sonsは19世紀の産業革命における英国の主要メーカーの1つで、主にピューターやシルバープレートのテーブルウェアや燭台などを 製作していました。1881年に商標登録されたトランペットのマークが特徴です。1976年まで一族経営で会社を維持していましたが現在では他の会社と合併または傘下に入りました。
アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。 ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨いてください。 表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。