エドワード8世がシンプソン夫人へのプレゼントとして愛用した「ドレスデンスプレー」シリーズのお皿です。
1932年-1964年の間に製作され、スージー・クーパーの故郷の野花をモチーフとしてデザインされた人気のシリーズです。
バラや百合といった、それまでよく用いられていたモチーフと異なり、親しみやすい野花が淡く優しいタッチで描かれていて、スージークーパーの花に対する愛情が伝わってきます。女性らしい柔らかな色使いも見た目に優しく、普段使いがイメージできるような親しみやすさを感じさせてくれます。
整然と並びすぎずナチュラルな配置も、スージー・クーパーらしいといえますね。親近感の沸く花々や、自然体のデザインは、階級や環境が異なる様々な人々に人気を得ました。
1932年-1964年最も有名なマーキングである跳躍する鹿が作成されたのはこの時期でした。
貫入(かんにゅう:窯の温度調節が難しい陶器にみられる現象。意図的に貫入を入れて作られる陶器もあります。表面をコーティングしている釉薬に亀裂が入っているだけで、本体の陶器には損傷はありません。)がみられますが、ヒビや欠けはございませんが、古いお品のため擦れ等ございます。お写真にてご確認ください。
英国の女性デザイナー、スージー・クーパーは西暦1920年代から1930年代のアールデコ期を中心に英国で一世を風靡し、20世紀を代表する陶器デザイナーといわれています。
1920年代から1980年代までの長い間活躍したスージー・クーパーは、英国の家庭で広く使われていただけでなく、英国王室にも愛されました。
生涯に3800以上デザインしたと言われるデザイン数、スージークーパーの食器は、そのすべてがスージークーパー1人がデザインしたものです。他の有名な陶器メーカーであっても、デザイナーは数年ごとに変えることが多いため、スージークーパーの陶器への情熱は群を抜いており、それは彼女の食器にも表れているように思えます。
裏面には、1932年 から 1964年に使われていた “鹿” モチーフのバックスタンプ(裏印)が見受けられます。
貫入(かんにゅう:窯の温度調節が難しい陶器にみられる現象。意図的に貫入を入れて作られる陶器もあります。表面をコーティングしている釉薬に亀裂が入っているだけで、本体の陶器には損傷はありません。)がみられますが、ヒビや欠けはございませんが、古いお品のため擦れ等ございます。お写真にてご確認ください。
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