アフターヌーンティーをはじめとした、英国のお茶会に欠かせないのが甘いお菓子たち。
スコーンやジンジャーブレットケーキなど、シンプルで素朴ながらも、古くから愛されてきた伝統的なお菓子がイギリスにはたくさんあります。
レシピを眺めていると、実際に味わってみたくなるもの。
異国の歴史に思いを馳せながら、お菓子作りを楽しみ、焼きたてのお菓子と紅茶の甘い香りに包まれて、会話も弾むお茶のひとときを過ごせたら。
そんな思いから、オードリーは作られました。
直径約20cm。焼き菓子はもちろんのこと、メインとなるお魚のソテーお肉などをのせるディナープレートにも。
フリルやレースを思わせる形状は、立体的なレリーフが陰影を生み、絵柄をさらに印象づけることで、シンプルなケーキも華やかに見せてくれます。
凹凸のある面に絵柄を施すのは、職人の技術が光るポイントでもあります。
イギリスのクラッシックな絵付けの器を思わせるインディゴカラーの銅板転写による絵付け。
【作る時間も食べる時間も楽しむお菓子の器】くるりと包みこむ装飾は、ラッピングしたような特別感を演出しています。
小さな果実やお花がほころぶ花柄は、春のガーデンをイメージ。
春の植物のらしいリズム感のある動きがでるよう、葉や枝の動きや配置にこだわりスケッチを重ねました。
重ね使いした時の見え方も意識して仕上げています。
フリルのリムもアンティークを思わせる装いです。
裏面には大きくエンボスのバックスタンプ。
ラインでつかうとより素敵です。