ナタリー レテの雑貨
1964年生まれ。パリを拠点に活躍するフランス人アーティスト。
中国人の父とドイツ人の母を持ち、フランス・パリで生まれ育った彼女は、3ヶ国の感性に育まれました。
子どものころの思い出や、日常の生活の身近なところからインスピレーションを得ている彼女の作品は、カラフルでどことなくユーモラス。始めて出会ったのに懐かしいような感覚になる、不思議な魅力を持ち合わせています。
そして、時にはどこかシニカルで毒々しい雰囲気が漂います。
見る人によってハッピーやメランコリー、ユーモア、毒々しさ、ノスタルジーを読み取る事ができるナタリーの世界。
彼女の世界に一緒に迷い込んでみませんか?
【ナタリーレテについて】
引用:studio journal knok | https://knockmag.com/portfolio/nathalie-lete/
パリを拠点に活動するアーティスト、Nathalie Lete(ナタリー・レテ)。
子供の頃に思い描いていた空想の世界や、どこか奇妙な夢の中にいるような気持ちにさせてくれる彼女の作品。
いつだってインスピレーションを感じるのは普段の暮らしの中で目にするもの。
道行く人やショーウィンドウ、動物、小さなカードやおもちゃ。 時々家族で旅に出かけることも大切にしています。
彼女の作品群を見ていると、少女のような感性をそのまま持ち続ける女性像が浮かび上がってきます。
幼少期は「スチュワーデスになって世界中を旅したい」と思っていたナタリー。18歳になった頃、ある占い師に「あなたはアーティストになるべきだ!絶対に成功する」と言われたんだとか。それを真に受けた18歳のナタリーはアートスクールに入学します。
アートスクールを卒業後、友人のマチアス・ロベールと“Mathias & Nathalie”というアートユニットを組み、およそ10年間広告やショーウィンドウのビジュアルワークを手掛けていました。
その後結婚、出産後にユニットは解散したナタリーは、当時ひとりで仕事をすることに戸惑いました。絵が描けなくなってしまったのです。
「なぜか筆が進まなくなってしまって…。どうしようかと長いこと悩んでいるうちに、生まれたばかりの長女アンジェールのために描こう! と決心したの」
《 ナタリーと娘のアンジュール。大きくなったアンジュールはナタリーのアシスタントに。 》ナタリーが描いたのは彼女が子供の頃に遊んでいたおもちゃ。娘ができたらプレゼントしようと思っていたものだった。
足でゆりかごをそっと揺らしながらたくさんの絵を描いた。次第に自信を取り戻していったナタリーは、学生時代の友人が勤めるCHANELとのコラボレーションに抜擢されると、日本のH.P.FRANCEをはじめ、ANTHROPOLOGIE、GODIVAなど世界中のクライアントからオファーを受けるようになりました。
娘、そして家族を愛する気持ちから絵を描き続けることができたナタリー。彼女の愛にあふれた作品は世界中で愛されています。