フラワーベースで始める花のある暮らし
切り花、飾っていますか?
お花を活ける習慣のない方には、意外とハードルが高いかもしれません。切り花を買う、もしくはお庭の花を摘んで活けるのも素敵ですね。毎日の水替えが必要ですし、傷んできた部分があったらカットしたり、元気がなくなってきたら湯上げをしてみたり・・・造花とは違い生きているからこそ、ただ活けて手放しで綺麗な部分だけを楽しめるわけではなく、意外とお世話も必要です。
お店の近くにある、昔からある小さな花屋さんでお花を買ってみました。茎の動きが面白いタンチョウアリウムとオレンジ色が可愛いピンポンマムを購入。どちらも日持ちがよく、ピンポンマムは菊の仲間で、これからどんどん花がひらいて丸くなっていくという事も教えてもらいました。お花屋さんでお花を買うと、どんなお花か教えてもらえる会話も楽しいです。この日はおまけでピンクのベルフラワーもつけてもらいました。
お店に持ちかえったら、まずは花瓶をディスプレイ。高さや奥行き感を大事に並べていきます。
まずは好みの長さにカット。高低差を出したいのでタンチョウアリウムは長さをそれぞれ変えてあります。長さが決まったら大きめのベイシンに水を張り、茎をしずめ水の中で先端を斜めにカット。水切りとよばれる代表的な水揚げ方法です。
切り花を花瓶に配置したら、ジャグでそれぞれ水を注いでいきます。あまり注ぎすぎず、葉っぱに触れない高さにするのがポイント。葉や花が水に触れていると傷みやすくなってしまうのです。
今日のフラワーディスプレイは完成。物足りなかったので、2階から生えているアジサイも添えて。普段お店は造花やドライフラワーが多いのですが、たまに生花を飾ると、アンティークや雑貨たちも生き生きとして見えるんですよね。ふとした瞬間に目に入ると癒されるので、やっぱり生花はいいです。